愛犬をペットホテルに預ける前の注意点や必要な持ち物を徹底解説

ペットホテルの種類

ペットホテルは大きくわけて、動物病院に併設されているものと、トリミングサロンに併設されている2種類があります。まずは、それぞれのペットホテルの特徴について解説します。

動物病院に併設されているペットホテル

動物病院に併設されているペットホテルの大きなメリットは、もしも預かり中に体調不良やケガなどをしても、すぐに獣医に対応してもらえることです。また、世話をしてくれるスタッフは動物看護師や獣医師なので、ペットの扱いに慣れています。

しかし、動物病院に併設されているペットホテルは、基本的にケージで預かり、そのままケージで過ごす場合がほとんどです。また、施設やその日の診察状況にもよりますが、物病院のスタッフは忙しいことが多いため、あまり構ってもらえないケースが多いです。

トリミングサロンに併設されているペットホテル

普段から使用しているトリミングサロンに併設されているペットホテルを利用する場合、環境やスタッフに慣れていることが多いため、犬のストレスの負担が軽減されます。また、散歩や運動、フリーの時間などのあるところも多いです。加えて、ホテルによっては預けたついでにトリミングやシャンプーをしてもらえるため、綺麗になった状態でペットをお迎えできます。

デメリットとしては、ペットが体調不良になったときに、動物病院のようには対処してもらえないことです。そのため、ペットサロンが経営するホテルを利用するときは、緊急時の対応についてしっかり確認しておくことが大切です。

愛犬をペットホテルに預ける前の注意点

愛犬をペットホテルに預けることを決めたら、預ける前にいくつか注意することがあります。

一時預かりを利用する

初めてのペットホテルで長期間預けると、ペットはストレスや不安の負担が大きいです。そのため、本格的にペットホテルを利用する前に、1〜2時間の一時預かりなどを利用して、少しずつ慣れさせておくようにしましょう。

ハウストレーニングをしておく

ほとんどのペットホテルでは、完全フリープラン以外ではケージで過ごす時間が長いことが考えられます。そのため、ケージで過ごすことに慣れていない犬の場合、ケージの空間で過ごすだけでもストレスを感じてしまいます。普段の生活で、少しずつハウストレーニングを行うようにしましょう。

さまざまな場所に連れて行く

さまざまな場所に連れて行くのもおすすめです。普段とは違う環境に慣れさせておくことで、変化に柔軟に対応できる能力と意識が身に付くでしょう。

愛犬を預ける際に必要な持ち物

最後に、愛犬をペットホテルに預ける際に必要となる持ち物について解説します。

証明書

ペットホテルにもよりますが、初めて預ける場合は狂犬病予防注射済票と混合ワクチン接種証明書が必要です。期間も決まっていて、これらは1年以内に接種したものでなければいけません。そのため、ペットホテルを利用する前に、1年以内の予防接種証明書があるかを確認しておきましょう。

普段使い慣れているもの

慣れない環境で飼い主さんがいない状況だと、犬は親しい匂いがないため、不安を感じてしまいます。また、ほかの犬と一緒の空間であれば、その匂いにもストレスを感じやすくなります。そのため、愛犬のストレスを和らげてあげるためにも、愛犬自身の匂いや飼い主さんの匂いが付いたタオルや、毛布、クッションなどを持って行くようにしましょう。

いつも食べているフードやおやつ

ホテルではご飯が用意されているところもありますが、環境が変わることで食欲がなくなってしまう犬も珍しくありません。そのため、少しでも普段の生活と変わらないようにするために、毎日のフードやおやつなども1回分小分けして持って行くようにしましょう。また、愛犬が環境によって食欲が顕著になくなってしまう場合は、普段使用している食器も持参するといいでしょう。

まとめ